面接官から「何か質問はありますか?」と聞かれたとき、どんな質問を返すかで面接官からの印象が変わります。面接のほぼ最後にくる質問なので、回答が面接官の印象に残りやすいからです。
逆質問を上手に返すコツは、聞きたいことを簡潔に分かりやすく伝えることです。直接的な質問をし、質問した理由を簡単に添えるようにします。
たとえば、「入職する前に勉強しておくことはありますか?もし、ご縁があり入社できましたら、1日も早く戦力として働けるよう準備しておきたいと思います」というように逆質問すれば、分かりやすく伝えるコミュニケーション能力があること、さらにやる気があることを示すことができます。
2つめのコツは、『仕事内容について不明な点を質問する』ことです。そうすることで、仕事や職場に対するギャップを防ぐことができます。
たとえば、「入浴介助はどれくらいの頻度で行われますか?」「一日の業務の流れを教えていただけますか?」「職場の年齢や男女比を教えていただけますか」など質問できます。
福利厚生や待遇に関して質問する際は注意が必要です。場合によっては「やる気がない」「条件ばかり重視する」と捉えられます。ですが、聞き方を変えればやる気を伝えることができます。
たとえば産休や育休制度について知りたい時は「ゆくゆくは産休を取得するかもしれませんが、職場で産休を使った方がどれくらいいらっしゃいますか?」のように質問すれば、長く働いてくれるとプラスのイメージで伝わります。